いいところ

寺島 行人塚
寺島 行人塚
 
所在
寺島1丁目12番

 「姫」の名に反して姫川は度々氾濫し、寺島地区や須沢地区の人たちは大変困っていました。ある時、一人の修行僧が故郷の惨状を伝え聞いて帰郷し、水に悩む村人を救わんと人柱になることを決意しました。わずかの食糧を持って埋葬され、洪水禍鎮護を祈ったといわれています。その読経は幾日も続き、その声はかすかに3年も続いたといわれています。「行人塚」には権大僧都了海(ごんのだいそうずりょうかい)上人と刻まれており、かつて行人塚のあったところは「お塚さん」といわれ、行人塚は原家の墓処に建立されています。



清流 姫川
清流 姫川
 
所在
平岩〜寺島

 姫川は延長約53kmで、一気に日本海に注ぐ急流河川です。川の流れが速く豊かな自然の中を流れていることから、水質はいつも「姫」のごとく清らかです。しかしひとたび大雨になれば暴れ川になり、過去には度々災害を引き起こしてきました。糸魚川−静岡構造線に沿って流れ、東西の地質の境界と重なっていることから、日本一石の種類が多く、ヒスイ、メノウ、化石の含んだ石などを拾うことができます。



浦本に残る「サイの神」
 
所在
浦本(間脇・中浜・中宿)各地

 浦本では子どもたちが中心の「サイの神」行事が古くから行われています。間脇・中浜・中宿でやり方は多少異なりますが、最終的には正月の松飾りを一箇所に集めて焼くというところは一緒です。この時、芯になる青竹の根元に注連縄や松飾を配し、日の出とともに火をつけます。竹が海側に倒れると豊漁、山側に倒れると豊作として占いますが、浦本は漁業で生きてきた村ですので、竹は必ず海側に倒すようにします。
 その後、子どもたちは各家の玄関先を祝歌をうたうなどしてまわり、福を運びます。写真の中宿地区では人形をもって「おいべっさんが御座った・・・」と歌いながら各戸をまわります。